第10回:総まとめ ― “臭いを消す”ではなく“発生させない”空間設計へ
臭気対策の最終目的は「臭いを取る」ことではなく、「臭いを発生させない空間を作る」ことにあります。
そのためには、
- 発生源対策(除菌・酸化防止)
- 空間中和(揮発ガス吸着)
- 再付着防止(表面処理)
の3段階を設計的に組み合わせる必要があります。
ホテルや介護施設など、常に清潔さと快適さが求められる現場では、化学薬剤ではなく天然成分による持続的な臭気管理が注目されています。
たとえば、フミン酸+L-アスコルビン酸+アルギニンの複合液を噴霧し、環境中の菌や臭気を分解除去する方法は、人体・ペットに無害で再汚染を防止できます。
これからの「消臭」は、瞬間的なニオイ消しではなく、**微生物・化学・空間設計を融合した“環境管理技術”**へと進化しています。
